こんにちは!本日も皆さんと「知ってお得な営業マン情報」を共有していきたいと思います!是非、最後までお付き合いください!
ビジネスにおいて重要な一つに、「利益率の出し方」と言うものがあります。
エクセルを開いていざ、利益率を計算しようとすると…。

などと、計算式がごっちゃになる人もいると思います。
そこで今回は、エクセルを使った利益率の出し方を分かりやすく解説します。
そして最後に、利益率のグラフの作成法方法もご紹介していますので、是非ご覧ください。
目次
利益率の出し方はエクセルが便利!!計算式・グラフ化作成方法

利益率を計算するときに、以下の用語が大きく関係していたり、良く出てくる用語があります。
- 仕入値
- 売上原価
- 売上高
- 粗利益(売上総利益)
- 利益率
などです。
これだけでは分かりにくいので、今から説明していきますね。
他にも、エクセルの関数について知りたいと言う人はこちら記事も参考にしてください。
良く出てくる用語
それぞれ説明していきます。
<仕入値>
- 小売店が卸業者やメーカーなどから仕入れた価格のこと。
<売上原価>
- 実際に販売した商品の仕入値を計上した原価のこと。
売上原価=期首商品棚卸高+当期商品仕入高-期末商品棚卸高
売り上げの計算式について、もっと詳しく知りたい!と言う人は、下の動画をご覧ください。
とても分かりやすく解説されています。
<売上高>
- 商品やサービスを提供して得た収益のこと。
売上高=販売価格×販売数
<粗利益>
- 売上高から売上原価を差し引いたもののことで、荒利益や売上総利益とも呼ばれる。
粗利益=売上高-売上原価
<利益率>
- 売上高からどのくらい利益が出ているかを表す比率のこと。
利益率=利益(粗利益)÷売上高×100%
会計処理をする場合はもっと深い知識や用語が必要になってきますが、最初はこの5つの用語を覚えておきましょう。

では、次にエクセルでの利益率の出し方を説明していきますね。
エクセルでの利益率の出し方

これからエクセルを使って利益率を出していきます。
先ほど説明した上の5つの中から4つの用語を使って、エクセルで表を作ります。
1.項目名を入力する
最初に項目をA1のセルに順番に入力していきます。

これが利益率の表を作る元となるので、項目をしっかり入力しましょう。
2.粗利益の計算式を入力する
次に、粗利益の計算式を入力します。
粗利益の計算式は「粗利益=売上高-売上原価」なので、「=D2-C2」と入力します。

D2とC2のセルが選択されているのを確認して「enter」を押します。
すると、粗利益が以下のように表示されます。

E2のセルの角右下にカーソルを合わせ、下にドラッグすると…

粗利益が自動で計算され、数字が表示されます。
連続した数字をドラッグして入力することを「オートフィル機能」と言います。

3.利益率を計算する
次は、利益率を計算していきます。
利益率の計算式は「利益率=利益(粗利益)÷売上高×100%」です。
但し、エクセルで計算する場合は、「×100%」は入力しません。
エクセルには%(パーセンテージ)形式にできる機能が備わっているので、そちらを使用すると%が表示されます。
なので、計算式は「利益率= 利益(粗利益)÷売上高 」で、セルには「=E2/D2」を入力します。


E2とD2のセルが選択されているのを確認して「enter」を押します。

すると、「0.0990…」と数字が表示されるので、「%」に変更します。

「ホーム」タブ→「パーセンテージ」を選択します。

これで、利益率が「%」で表示されるようになりましたね。
グラフの作成手順

続いてグラフを作成していきます。
1.ピボットテーブルを作成する
1番左の「カテゴリ」を入力したら、ピボットテーブルを作成します。
「挿入」タブ→「ピボットテーブル」を選択します。

そうすると、「ピボットテーブルの作成」と言う小さい画面が表示されます。

範囲を選択して、「既存のワークシート」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
右側に「ピボットテーブルフィールド」が表示されるので、「選択できるフィールド」からそれぞれのボックスにドラッグします。

ピボットテーブルを作成することができました。
2.グラフを作成する
ピボットテーブルのセル1か所選択した状態で、「ピボットテーブル分析」タブ→「ピボットグラフの作成」を選択します。
「グラフの挿入」と言う小さい画面が表示されるので、「縦棒」の右端のグラフを選択します。
グラフの完成です。
この記事は下の動画を参考にしています。
とても分かりやすいのでもっと詳しく知りたい人は是非ご覧ください。
まとめ
今回は、利益率の出し方についてご紹介しました。
利益率の計算式は、「利益率=利益(粗利益)÷売上高×100%」です。
エクセルで計算する場合は「100%」を掛ける必要がないので、間違えないようにしましょう。